本栖高校文化祭2023からの帰り道、2023年4月にオープンしたヘルシースパしもべの湯という日帰り温泉施設に行ってみました。下部温泉は武田信玄公が合戦で受けた傷を癒したと伝えられる日本百名泉に選ばれている温泉です。武田信玄公かくしの湯の里 ヘルシースパサンロードしもべの湯は、温泉、ジム、食事処を完備した複合温泉施設です。
本栖高校文化祭のレポートはこちらです。
今までも、下部温泉駅からの徒歩圏内にしもべ黄金の足湯がありました。こちらで紹介しています。
しもべの湯に着いたのは午後三時頃です。駐車場、館内ともにとても空いていました。
レストラン パセリはタニタ食堂とのコラボ
レストランはタニタカフェとコラボしたパセリというお店です。外からレストランに直接入ることがきでる入口もあり、レストランだけでも利用できます。
定食類はだいたい1000円前後でした。タニタカフェとのコラボメニューはプラス200円という感じです。ライセンス料しでょうか。
しもべの湯に入館
しもべの湯の入口は別になります。
身延町内の在住者は大人600円、身延町以外に住んでいる人は930円です。実はこの価格とは別に入湯税が150円かかるので、日帰り温泉としてはかなり高いです。
パンフレットがあったので読んでみると、令和元年にPFI導入可能性調査、令和三年に事業者選定プロポーザル実施および基本協定の締結、令和四年に着工、令和五年4月に完成という流れになっていました。代表事業者は株式会社クスリのサンロードです。
そして、総事業費はなんと、13億3448万円だそうです。この事業費の回収は今後のどような形で進められるのでしょうか。
受付でまずは手続きをします。こちらで、脱衣所のロッカーの鍵が付いたバンドをもらいます。
まだ、できたばかりの施設なので、とてもきれいです。
二階はスポーツジム
二階にはスポーツジムがあります。ただ、二階に上がっていく人は一人も見かけませんでした。
温泉大浴場へ
まずは大浴場へと向かいました。こちらの温泉は二種類の源泉が引き込まれています。こちらの二つです。
- しもべ奥の湯高温源泉(源泉温度49.4度、pH9.4)
- 雨河内温泉(源泉温度20.9度、pH9.9)
このうち、雨河内温泉が引き込まれた浴槽は本当に気持ちが良かったです。残念ながら、源泉掛け流しはでなく、浴槽の中で循環して加温がされている様子でしたが、ぬるいにも関わらず、身体がとても温まります。身体がほてりすぎることもなく、ゆっくりと入っていることができました。
もう一つのおすすめはドライサウナと水風呂です。ドライサウナはとても広くて、場所によって違う温度が楽しめます。テレビは部屋の奥の方に付いているので、テレビを見たい人はそちら側、テレビを見たくない人は手前側に座ればほとんどテレビの音は聞こえません。良くできています。ロウリュウも楽しめるようですが、私が入っているときは動作していませんでした。
水風呂はとても広いです。ほかの浴槽と同じくらい大きな浴槽なので、ゆっくりと入っていることができます。サウナ好きの人が設計したのだと思いました。
露天風呂は岩風呂があります。また、寝湯もありました。
こちらの施設、サウナが好きな人、ぬる湯でゆっくりしたい人には良いと思うのですが、値段が高いのがネックだと思います。オープンから2ヶ月後の土曜日でこんなに空いているのは心配です。
お風呂の種類から考えると、すぐそばの下部ホテルの日帰り温泉の方が魅力的ですし、今後、下部の湯がどのように生き残っていくのか、見ていきたいと思いました。
下部ホテルの日帰り温泉もおすすめ
下部ホテルの日帰り温泉のレポートはこちらです。
コメント