全国旅行支援を利用して、山梨県を旅行しました。1泊目は富士吉田市、2泊目は北杜市、途中、本栖湖から本栖みちを通って、下部温泉に行ってみました。
一泊目のホテル(登り坂ホテル)のレビュー
2泊目のホテル(シャトレーゼヴィンテージ)のレビュー
下部温泉は昭和30年代から50年代にかけては年間30万人もの観光客が訪れていました。
下部温泉の下部ホテルへ
下部温泉では足湯に入ったほか、1泊目のホテルでもらったクーポン券を使って、下部ホテルの日帰り温泉にも行きました。
日帰り温泉は午前11時から午後3時までの間、利用することができます。受付は午後2時までです。
公式サイトによると、庭園内より湧出する硫黄泉と引き湯の下部温泉共同泉、泉質の異なる二種類の源泉を、7つの露天風呂を含む十二の湯船で堪能できると紹介されています。
下部ホテルに入りカウンターで手続きをしました。今回は全国旅行支援のクーポンを使って会計をしました。
下部ホテルの売店
日帰り温泉は午前11時からなのですが、少し時間が早かったので、売店を見てみました。ヤマハのトリシティという3輪バイクが展示されていました。ゆるキャン△の派生作品、「ヘヤキャン△」で志摩リンが北杜市などにでかけるときに乗っていたバイクです。いつものカブは父親が整備に出していて代わりに提供されていたバイクです。
ほかにも売店には、ゆるキャン△関連グッズが多数展示、販売されていました。この下部温泉がある身延町は「ゆるキャン△」の舞台にもなっているため、コラボレーションをしている形です。
石原裕次郎さんが昭和36年に志賀高原でスキー中に大きな怪我(右足首の粉砕複雑骨折)をされたときにこの下部ホテルで温泉療養されたときの写真などが展示されているコーナーもありました。約1ヶ月半滞在し驚異的な回復を遂げたと言われています。
日帰り温泉へ
11時になったのでお風呂へと向かいました。今回は男性が松ぼっくりの湯でした。(女性は、ほたるの湯)
脱衣所にはロッカーがありますので、荷物も安心です。
内湯
硫黄泉
内湯は入口から入ってすぐのところに、下部ホテルオリジナルの硫黄泉があります。庭園内から湧出している、少しぬるめの温泉を楽しめます。硫黄の香りがほのかに香り、とても気持ちの良い温泉でした。お湯がぬるめなので、じっくりゆっくりと入っていることができます。かなりの時間、この浴槽に入っていました。
硫黄泉は昔から「万病に効く」と言われ広範な効能で知られています。末梢毛細血管を拡張する作用があるので、高血圧症、動脈硬化症、心臓病などに効果があると言われています。硫化水素ガスは「たんの湯」と言われ、たんを出しやすくして喘息に効能があると言われています。
下部温泉共同泉
硫黄泉の隣の大きな浴槽が下部温泉共同泉でした。泉質はアルカリ性単純泉です。こちらはお湯の温度が高めで、身体がよく温まります。
サウナは日帰り客が利用する時間帯は提供されていませんでした。
露天風呂
岩風呂は温度が低めの温泉浴槽と温度が高めの温泉浴槽があり、温冷浴が楽しめるようになっていました。檜風呂もあり、お風呂のバリエーションが多いです。
これだけ充実している温泉施設を1200円で利用できるのはとても価値が高いと思います。
休憩
お風呂からあがったあとは、お風呂の向かい側にある部屋で休みました。ソファーが並べられているほか、舞台もあります。太鼓が置いてあるので宿泊客向けには演奏があるのかもしれません。
その隣の部屋にはコミックが置いてあり、くつろげるようになっていました。
別棟では、下部温泉ボロネーゼが食べられます。
醍醐山カレーもおすすめのようです。
この日は身延町にある別の昼食スポット(花梨)に行ったため、ボロネーゼは食べませんでしたが、また身延に行く機会があったら試してみたいと思います。
花梨のレポートはこちらです。
【2023年5月4日追記】
「しもべの湯」がグランドオープン
2023年4月28、JR身延線 下部温泉駅近くに新しい日帰り温泉施設の「武田信玄公かくし湯の里 ヘルシースパサンロード しもべの湯」がオープンしました。二種類の源泉が利用されています。
一つはアルカリ性単純硫黄温泉の「そもべ奥の湯高原温泉」で泉温は49.4度、もう一つはアルカリ性単純硫黄冷鉱泉の「雨河内温泉」で泉温は20.9同時です。
大浴場では内湯は「ぬる湯」と源泉掛け流しの「高温泉」、露天風呂では岩風呂があります。また、大型のサウナも備えています。
食事処を併設していて、温泉を利用せず食事処だけを利用することもできます。食事処のヘルシーレストランパセリでは、厳選した地元の旬の食材も利用されています。
屋外にはのデッキスペースには無料で利用できる足湯があります。
この施設、ゆるキャン△の原作でも取り上げられるのではないでしょうか。
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