4月に店舗老朽化のために閉店してしまう蒙古タンメン中本の吉祥寺店に久しぶりに行ってみました。
月曜日の午後7時半頃に訪問、カウンター席の奥の方にいくつか空席がありそうです。よく来ていた10年ほど前ならば、この時間帯は壁際に空席待ちの列ができていたのですが、少しだけ人気に陰りが出ているのかもしれません。
自動券売機で五目味噌タンメンの食券を買おうとすると、なぜか千円札が戻ってきてしまうので、周りを見てみると新札利用不可となっていました。すでにお札の切り替え時期には閉店をみこして新たな設備投資は控えていたのかもしれません。
昔はカウンターにいる店員さんがお客さんの食べ進み具合を観察しながらグループの客が来ても大丈夫なように席に案内していましたが、「お好きな席にどうぞ」という案内方式に変わっていました。冷水もセルフで冷水機から注ぐ方式です。テーブルの上にあった冷水ポットもなくなりました。食材費が高騰しているので店員さんの負荷を減らして効率アップする必要があったのでしょう。ただ、辛いものを食べていると水はお代わりをしたくなりますが、さすがに入口近くにある冷水機まで行くのは厳しいです。
壁際のコートをかけるところは番号がついていて、席と同じ番号のところにかけるようになっていました。これは間違え防止のためにナイスアイディアです。
ほどなくして、五目味噌タンメンが運ばれてきました。
これはとても美味しいです。辛さの中に奥深い旨味、野菜の甘みも感じられて絶品でした。この吉祥寺店がなくなってしまうのは本当に残念です。できれば場所を変えて営業を再開してほしいのですが、難しいのでしょうか。