井の頭自然文化園の秋の夜長のナイトミュージアムを見学

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2023年10月7日と8日の2日間にわたって、東京都武蔵野市の井の頭自然文化園で「ちょっとおでかけ秋の夜長の自然文化園」というイベントが開催されました。普段であれば夕方には閉園してしまう自然文化園ですが、この2日間は午後8時まで開園して、夜の動物たちを見せてくれるというイベントです。

しかも、コンサートや飼育員さんによる動物たちの解説など、イベントが盛りだくさんになっています。入園は午後7時まで、閉園は午後8時となっていました。

井の頭自然文化園はJR中央線の吉祥寺駅から歩いて10分弱の場所にあります。今回は自動車で行ったので、井の頭恩賜公園の第一駐車場(武蔵野市御殿山1-19)に車を停めました。最初の1時間が400円、以降30分ごとに200円という料金体系になっています。右折入庫はできませんので、吉祥寺通りを吉祥寺駅から万助橋方向に走って入庫させる必要があります。

自然文化園に着いたのは午後5時20分頃です。

そのまま、秋の夜空のオーロラコンサートが行われている彫刻館B館へと向かいました。

今回はバイオリニストの山瀬理桜さんとピアニストの中村真理さんのジョイントコンサートです。ドビッシーの月の光、スタジオジブリの作品のメドレー、北欧の楽曲の演奏など、一時間におよぶコンサートでした。山瀬理桜さんは2006年に三鷹の森ジブリ美術館で上映される「水グモもんもん」のオリジナルサウンドトラックをリリースされています。そんなわけで、水グモもんもんの楽曲も演奏されていました。

会場は満員御礼、後ろで立ちながら見ていたのですが、途中で座席が空いたので、そちらに座って鑑賞しました。

山瀬理桜さんはピアニストの妹さんがノルウェーの方と結婚をしたことが縁でノルウェーの民族楽器ハルダンゲルヴァイオリンと出会って魅了され続けています。2023年には民族音楽と文化に関する知識を日本に伝える活動などが評価されて、ノルウェー王国功労勲章を受勲されました。

そんなコンサートが終わったあと、今度は自然文化園の動物たちを見て回りました。自然文化園を反時計回りに歩いてみます。

猿山を見てみると、昼間のように猿たちは活発には動きませんが、何匹かの猿が歩き回っていました。

以前は大きな温室があった場所は広い広場になっているようです。

象のはな子がいたところはメモリアルコーナーになっています。

園内にはたくさんのお客さんがいました。また、園内では危険がないようにたくさんの行灯が準備されていました。これだけたくさんの灯りを設置するのは、信じられないほど大変だったと思います。

コウモリは逆さまになって餌を食べていたほか、ミーアキャットはしっかりとカメラ写りの良いペースをきめてくれました。

正門前では飲食コーナーがあり、キッチンカーが何台か出店していました。

少しだけ雨がぱらつくタイミングもありましたが、ゆっくりと夜の動物たちを見ることができて良かったです。

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