ゆるキャン△の作品の中で各務原なでしこが姉の桜と一緒にお頭付きの大きな海老がのった天重を食べに行ったお店は、身延駅の近くにあるという設定になっていましたが、実は中央自動車道の甲府昭和インターの近くにある藤義というお蕎麦屋さんです。
作品ではなでしこがアルバイトを探しているときで、桜がこのお店でアルバイトを募集していることを知り、学校帰りのなでしこを呼び出したという設定になっていました。その後、なでしこはこちらのお蕎麦屋さんでアルバイトを始めます。
ゴールデンウイーク 中の夜の部の営業開始した午後5時に行ってみました。駐車場はお店の横と、道を挟んで向かい側にもありますので、かなりの車が停められます。
店内の様子
着いたときにはすでにお店はオープンしていましたが、夜の部では一番乗りとなりました。私たちが入った後も次々にお客さんが来ましたが、ほとんどの人が「ゆるキャン△」の聖地巡礼目的のようでした。
アニメ版では座っていた各務原姉妹が座っていたテーブルはこちらのようです。
今回は各務原姉妹が食べた大海老天重と海老野菜天重を注文しました。
大海老天重はお蕎麦を2枚まで付けられるということでしたので、お蕎麦も2枚お願いしました。
大海老天重
注文してから30分ほどしてから料理が運ばれてきました。
大きな海老の天ぷらが二つのっていて、作品で出てきた天重と同じ見た目です。価格が1650円ということもあって、とても立派な天重でした。
ご飯にもたっぷりのタレがかかっていて、最後まで美味しく食べられます。
こちらは大海老天重付属のお蕎麦です。手打ちそばなので太さが不均一です。コシがあって美味しい蕎麦でした。
北海道産・長野県産の厳選した蕎麦の実を、毎朝石臼で挽き、手打ちで蕎麦を打っています。
蕎麦つゆも、本鰹節、宗田鰹節、鯖節、昆布、みりん、醤油をブレンドしています。奥深い味でした。
薬味も付いてきます。
お味噌汁の具はお麩とわかめでした。
海老野菜天重
こちらは海老野菜天重です。税抜980円でした。
こちらは海老のお頭こそ付いてきませんが、こちらも美味しかったです。ごちそうさまでした。
他のお客さんもほとんどの人が大海老天重を注文していました。山梨の名物ということで、鳥もつ煮を注文している人も多かったです。
名刺
レジのところにお店の名刺が置いてありました。表を見ると、ごくごく普通です。
しかし、後ろを見ると、「ゆるキャン△の聖地 アニメ「ゆるキャン△(season2)」に藤義が登場しました。当作品にも登場 大海老天重おすすめです」の記載があります。
甲府駅北口のよっちゃばれ広場
甲府駅北口のよっちゃばれ広場にも行ってみました。
映画「ゆるキャン△」の公開に先駆け、大垣千秋がオフショットビジュアルで登場した場所です。
この辺に座っていたのだと思います。
こちらの建物、藤村記念館という名前です。
明治8年に巨摩郡睦沢村(現在の甲斐市亀沢)に睦沢学校校舎として建てられた建物です。昭和42年には国指定の重要文化財となり、昭和44年から郷土の民俗・歴史・教育・考古資料の展示館として公開されています。
平成22年10月1日、甲府駅北口に移転されました。
山梨県は古い学校の建物が大事に保存されていると思います。
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