伊豆へ旅行に行った際に標高580メートルの大室山にも寄ってみました。伊豆のジオスポットの一つであるほか、天然記念物にも指定されています。ゆるキャン△のシーズン2に出てきた場所で、その綺麗な山の形や山頂からの眺めがずっと気になっていて、伊豆に行く機会があったら寄りたいと思っていました。
日曜日の午後に現地に到着、無料駐車場はとても広くて直ぐに停められました。最初は麓から山を眺めればそれで良いかと思っていたのですが、リフトで降りてきた学生たちが、「甘く見ていたけど、とても面白かった」などと楽しそうに話していたので、リフトで山頂まで登ってみることにしました。
大室山はお椀を上下逆向きに被せたような本当に綺麗な山の形をしています。
麓に赤い鳥居があるのは山頂に浅間神社があるためなのでしょう。とても印象的な光景です。
大室山リフト
山頂へはスキー場にあるような二人乗りのリフトで行くことができます。リフト以外には遊歩道などはありません。山頂に行きたい場合には必ずリフトを使う必要があります。大室山は天然記念物なので、山体を保護するためにあえて登山用の遊歩道は準備されていないようです。リフトの横には作業用の小さなモノレールのレールが敷かれていました。
下の写真の真っ直ぐ山頂に続く部分がリフトです。
大室山の山頂を結ぶリフトは往復で大人700円、小人350円です。
夏休み期間中ということもあり、15分待ち程度の列が出来ていました。ただ、山から下りてきたときには列がなくなっていたので、お昼過ぎが行列のピークなのかもしれません。
もちろん、リフトに乗っているときは地面に飛び降りたり、椅子を揺らしたりすることは禁止です。
ただ、足元は何も固定されていないので、ゆっくり上っていくリフトの上で、ついつい足をぶらぶらとさせてしまいます。
リフトの足元には食べかけのおにぎり、ペットボトルなどが落ちていました。リフトに乗りながら飲食していた人が誤って落としてしまったのでしょう。スマホも含めて物を落とさないように注意が必要です。
山頂近くになると記念写真を撮影するカメラがあります。このカメラ、「はい、マスクの位置を少しずらして、ニッコリとしてみてください」などと、人が語り掛けてきます。
大室山とゆるキャン△シーズン2
ここで撮影した写真は、山頂についた時にはプリントアウトされていて、係りの人が写真をもって走り寄ってきます。その場で写真を購入することが可能です。
山頂のレストハウス前にはゆるキャン△シーズン2の山頂での記念写真が紹介されていました。
こちらの場所なのですが、曇っていて、奥に見えるはずの富士山が見えなかったのが残念です。
大室山のお鉢巡り
火口を取り囲むようにお鉢巡りができます。延長は約1Kmです。下の写真で下へ降りていくグレーの階段がありますが、浅間神社に行くことができます。
遊歩道は舗装されていますので歩きやすいです。途中、アップダウンがあるところもあります。
雲がかかっていて幻想的な雰囲気です。正面に見えるところが、一番高いところになります。
大室山の周りを見渡すと、こんな感じです。こちら方向はゴルフ場が見えます。
こちらは伊豆シャボテン公園が見えています。
パノラマ写真だとこのような感じです。
火口にあるアーチェリー場
こちらの平坦になっている部分が火口です。中学生以上で身長 140cm以上ならば上級者から初心者までが楽しめるアーチェリー場になっています。的は全部で8台あります。弓や矢などの道具類は持ち込みはできませんので、こちらでレンタルします。また、的はお土産として持ち帰ることができます。入場料は大人(中学生以上)¥500、道具代は(弓・矢 5本)1式¥1,000です。
大室山からの下り
帰りは大室山をリフトで下る形になりますが、こちらの方が下が丸見えなので怖いです。
下っている途中で5分ほど、リフトが止まる場面がありました。特にアナウンス等はありませんでした。また、静かに動き始めたのですが、車いすがリフトの上に載せられていたので、これを固定するためにリフトを停めていたのでしょう。何らかのアナウンスがあると良いと思いました。
大室山は今回初めての訪問でしたが、なかなか印象深い山でした。今度は2月の第二週、山焼きが終わった後の大室山も見てみたいです。
広井酒店もお見逃しなく
ゆるキャン△聖地の広井酒店さんもお見逃しなく。もちろん地酒の池を扱っています。こちらで紹介しています。
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