井の頭公園の一番西の拡張部分から玉川上水、御殿山、弁財天に近い橋を使って井の頭公園池をわたり、池を反時計回りで神田川の起点、そして、吉祥寺駅までというルートで散歩がてら花見をしてきました。4月8日の日曜日です。
ジブリ美術館のそばにある広場には花が咲いている木があり、比較的空いていたので、ここは花見には穴場だと前から思っていたのですが、みんな考えることは一緒だったようで、とてもたくさんの人がお花見を楽しんでいました。
玉川上水
この広場には入らずに、ほたる橋の方へ歩いていきます。蛍橋から玉川上水を見てみました。
玉川上水は武蔵境の北側から小金井公園にかけては、上水沿いにたくさんの桜が植えられていますが、この井の頭公園の付近ではあまり桜は無いようです。
ほたる橋を渡ると、林の中に入ります。そのまま歩いていくと、ガレット屋さんがあります。こちらのガレット屋さんは、いつも人気のあるお店なのですが、今回は外にまで行列が伸びていました。
井の頭弁財天
道を渡り坂を降りていくと、井の頭公園池にたどり着きます。赤い弁財天と桜の木が見えて、とても綺麗です。
橋の上から弁財天の方を見てみました。
橋の上からボート乗り場の方を見てみました。こちらのボート乗り場の方は本当にたくさんの人で賑わっています。
伝承に寄れば平安時代中期にこの弁財天が祀られ、その後は源頼朝が東国安定を祈願して大願成就のお礼に改築されたと言われています。その後は放置されていましたが、徳川家光により社が再建されました。
お花見の宴会は午後10時まで
お花見の宴会は夜22時までに規制されています。
こちらはボート乗り場付近です。この日は本当にたくさんのボートが池の上に浮かんでいました。普段はこんなにたくさんのボートは無いと思うのですが、どこからボートを持ってきたのでしょうか。不思議な感じがします。
桜の木の下はこんなにたくさんの人がいます。
池に突き出た桜の枝がとても綺麗です。
これらの桜は神代植物公園の職員が昭和23年(1948年)に大島から持ち帰ったオオシマザクラの種を播いて台木を作り、それに昭和25年にソメイヨシノの穂を接ぎ木しました。
このまま水門通りから吉祥寺駅の方へと向かいました。
【2022/03/27追記】
10年後のお花見
この記事を投稿したのは2012年でした。10年後の2022年、また井の頭恩賜公園でお花見をしてきました。こちらで紹介しています。
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