和銅遺跡から比較的近いところにある宿で一泊したので、以前から行ってみたかった和銅遺跡というところまで行ってきました。和銅とは精錬を必要としない自然銅のことを指します。ちなみに「和同開珎(わどうかいちん)」の「どう」は「同」という字になり区別されています。
聖神社からそのまま舗装された一本道を数百メートルあがっていったところに、和銅遺跡見学者用の駐車スペースがあります。道がとても狭くてクルマがすれ違うことができる場所が少ないので注意して走行する必要があります。もしも対向車が来てしまったら、少し広いところで待っていましょう。
駐車スペースにはクルマが5台ほど停められると思います。こちらにクルマを停めて、和銅遺跡を目指しました。
駐車場から舗装道路を少し戻ると、和銅遺跡へと続く遊歩道の分岐点があります。
こちらが周辺の地図です。聖神社、見学者用駐車場、和銅遺跡の位置関係がわかりやすいと思います。
和銅露天掘り跡は谷間の崖にあります。露天掘りというと平地を掘ったような印象があるのですが、こちらはこの崖の部分を二カ所に渡って掘り下げることで銅を採掘したようです。
がけの下には小川が流れています。私たちのあとから家族連れがきて、こちらで小銭を洗っていました。鎌倉の銭洗弁天と同じように金運があがるのでしょう。あとでインターネットを使って調べてみると、こちらの小川は銭洗堀とも呼ばれていて、こちらで洗ったお金を聖神社のお賽銭として使うと、さらに金運がアップすると言われているようです。
こちらが日本通貨発祥の地のモニュメントです。高さが5メートルもありますので、かなり大きいです。和同開珎をかたどっています。
こちらが露天掘りをした跡になります。木々が密生していて分かりにくいですが、岩肌が削られていることが分かります。
露天掘りをした二つの位置関係はこちらの地図がわかりやすいです。
【2021/08/13追記】
道路工事で遊歩道を迂回
先日、また和銅遺跡に行く機会がありました。今回も聖神社の駐車場に車を停めました。最近は混雑しているためか、別の場所にも臨時駐車場が開設されていました。
今回は聖神社の前の舗装された道が工事中になっていて、歩行者も含めて迂回するように案内があったので、一旦国道に戻っで迂回路へと行きました。
こちらが迂回路です。
山に向かって歩いていきます。
畑にあったこちらは何という植物でしょう。
どんどん歩いていきます。
「どうねんぼう」です。
こちらのルートも随所に案内板がありました。
こんな遊歩道を歩きます。緑の中を歩いていくので気持ちが良いです。
モニュメントの前に出ました。
こちらが採掘した跡です。
今回も良い運動になりました。
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