吉祥寺の街を散策したあと、井の頭公園に行きました。吉祥寺はしばらく来ない間に随分、新しいお店も増えました。
こちらの北欧の雑貨チェーン、フライングガーデンはすでに吉祥寺に店を出してから暫く経ちますが、お客さんで賑わっていました。
吉祥寺の街に定着したようです。
【2022/10/10追記】フライングタイガーは吉祥寺の街に定着したとばかり思っていたのですが、残念ながら閉店して、吉祥寺からは撤退してしまいました。一方で吉祥寺には東急百貨店に#ワークマン 女子が開店したり、新しい動きもあります。チェーン店にしても個人店にしても、いろいろなお店が時代に合わせて新陳代謝を繰り返していることが吉祥寺の町の魅力だと思います。
その中でサトーのメンチカツ、レモンドロップ、くぐつ草など老舗のお店は頑張って営業を続けているのを確認しました。
【2022/02/13追記】くぐつ草がBSテレ東の「ずん喫茶」という番組で紹介されていました。もう43年も営業を続けているそうです。地下一階のお店なのですが、お店の奥にはまるで吹き抜けのような空間がライトと植物で作られています。あやつり人形で有名な結城座の皆さんがお店を立ち上げたのだそうです。壁の凹凸も劇団員の方が作ったとか。木の表紙のメニューも特徴的です。自家製ココアとくぐつ草カレーを注文していました。お店の名物のくぐつ草カレーは開店当初はなくて、開店してから5年ほどで誕生しました。10種類くらいのスパイスが入っています。当時の劇団員が考案したカレーです。ココアはとてもとろっとして濃厚です。牛乳とココアパウダーを練って作っていて、隠し味でお店のコーヒーをちょこっと入れてあります。
2024/08/03追記
アド街ック天国でカレーの街特集をしていたのですが、吉祥寺は第6位にランキングしていました。紹介されたのは、まめ蔵と「くぐつ草」、昔はハーモニカ横丁にあったPiwangです。
コーヒーホールくぐつ草については、玉ねぎの甘さとおよそ10種のスパイスが互いに引き立て合うカレーと紹介されていました。値段は1400円と紹介されていました。
Piwangについては吉祥寺駅から徒歩7分の場所に移転したそうです。ビルの地下にあるようでした。お店は当時よりもかなり広くなっています。
1980年創業のケーキ屋さん「レモンドロップ」は「虹の彼方のその国ではどんな願いも叶えられ、悩みはみんな、レモンドロップのように溶けてゆく」という映画「オズの魔法使い」の主題歌「虹の彼方に」の歌詞が由来になっているそうです。
【2023/07/03追記】レモンドロップの本店が2023年7月31日に閉店することが発表されました。しかし、8月からは中道通りの「檸檬雫」で購入できるようになりますので、レモンドロップの味は今後も楽しむことができます。
途中、ファミリーマートに寄って、飲み物やシュークリームをPayPayで購入し、井の頭公園に向かいます。
丸井の横から井の頭公園に通じる七井橋通りは相変わらず人の数が多いです。特に外人さんを見かける機会が増えました。
すでに午後四時ごろでしたので、井の頭公園から吉祥寺駅に向かう人波ができています。
井の頭公園に着いたら人でごった返している七井橋を渡るのは避けて、右手に曲がりました。マンション群が丘の上に立ち並ぶ方向です。
途中、林の中で仕切りがされている区域がありました。かなりの木も切り倒されています。何があったのかと思ったら貴重な水辺の植物、ハンノキ(榛の木)が2018年の台風で倒れてしまって、その片付けと、環境を明るくして、ハンノキの芽が出てくるのを促しているのだそうです。また、元のようなハンノキの林ができると良いと思います。
ここの池のはずれに空いているベンチがあったので陣取りました。ちょうど七井橋が正面によく見えます。
まだ、橋の向こう側ではボートに乗っている人もいました。
ベンチの横には五人ほどの外人さんのグループが来て椅子などを出してディキャンプ状態になりました。スマートスピーカーも準備して軽く音楽を流しながら談笑していました。
逆側のベンチにはイクメンのパパが赤ちゃんをあやしています。
いろいろな人がお休みの日をおもいおもいに過ごすことができて、やはり駅の近くにこのような公園がある街は良いと思いました。
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