秩父にある日帰り温泉、満願の湯に行ってきました。東京から所沢、飯能を通り、国道299号線で秩父へと向かいます。この国道299号線は川沿いの道なのですが、信号も少なく、とても気持ちの良い道です。ところどころ、紅葉が真っ赤になっていて、とても綺麗でした。
満願の湯へはお昼少し前に到着しました。駐車場は比較的埋まっていましたが、奥の方が空いています。ラフェスタを停めたあと、先に隣接している水と緑のふれあい館の様子を見てみました。
奥多摩にある「水と緑のふれい館」のような施設を想像していたのですが、残念ながらこちらは食事処と日帰り温泉がセットになった施設のようです。入浴料金は500円と満願の湯よりもお得な料金になっていましたが、他に見るものも無かったので、中には入らずに、そのまま満願の湯へと向かいました。
満願の湯は玄関で土足を脱いで下駄箱に入れた後、受付でお金を払います。平日は1日800円、3時間650円、そして土曜日、日曜日、祝日は3時間800円という料金体系になっています。この日は日曜日でしたので1人800円で3時間楽しむことが出来ます。
受付が終わったと、すぐにお風呂へと向かいました。脱衣所は籠が置いてあるだけで、入ってすぐのところに貴重品を入れるためのロッカーがあります。こちらのロッカーは100円返却式なので、実質無料で利用することが出来ます。
お風呂の方は、内風呂は一つ、露天風呂は二つが暖かい温泉の浴槽になっています。そのほか、内風呂には水風呂が一つ、ドライサウナが一つありました。こちらのお風呂、肌が少しヌルヌルするほか、においも温泉っぽいにおいがします。少しお湯もマイルドな感じで、身体にいかにも良さそうな感じがしました。また、水風呂自体も単なる水ではなくて、温泉をそのまま引いてるそうです。こちらの水風呂も透明度が少し低いのですが、温泉の成分が漂っているためなのでしょう。水風呂に入っているだけでも気持ちがよいです。水風呂自体は2、3人しか同時に入ることが出来ないのですが、あまり水風呂に入る人もいなかったので、ゆっくりと入ってしまいました。水温は20度少しをさしていました。
露天風呂の方は渓谷に面しているのですが、この渓谷が紅葉でとても綺麗になっていました。露天風呂を楽しみながら同時に紅葉も見ることが出来るというのは、最高の環境だと思います。また、ちょっとした滝も近くにあって、なかなか良い眺めでした。
サウナの方はあまり大きくありません。上段は3人、下段は2名程度しか座ることが出来ません。もちろんテレビなども付いていません。しかし、このサウナ最上段の温度計が100度を指しているにも関わらず、なんだかとても過ごしやすく感じます。からっとしているためでしょうか。今までたくさんのサウナに入ってきましたが、ここのサウナはちょっと不思議な感じがします。また、汗もそんなにダクダクと出てくることはありませんでした。肌が比較的サラッとした感じになっています。湿度が低くてすぐに汗が蒸発しているのでしょうか。こちらも少し不思議な感覚でした。
サウナと水風呂の往復を3回くらいして、また各温泉の浴槽を回ったりして、2時間弱、浴場にいました。そして、いい加減、湯にのぼせてきたので、お風呂からあがります。1階の休憩コーナーは大カラオケ大会になったので、中を覗いた後、すぐに外に出てきて、2階の大広間の方へと向かいました。こちらの部屋はとても静かです。
こちらの2階の広間の前には自動券売機がありますので、こちらで昼ご飯の食券を買いました。看板メニューになっている黄金めし(1000円)を注文してみました。食券をお店の人に渡して席の番号を言っておくと、出来上がった後に席まで持ってきてくれます。
そして、10分ほどで料理が運ばれてきました。
1000円にしてみては、とても立派な感じがします。栗ご飯やキノコの天ぷら、魚の甘露煮などが付いてくるのですが、とても美味しいランチでした。お勧めです。
この満願の湯ですがお風呂はシンプルな構成ではありますが、全般的に満足のいく施設でとても良かったと思います。
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