土曜日の夜にスポーツジムのランニングマシンで走りながらテレビを見ていると、土曜スペシャルが放送されていました。今回は群馬と埼玉の温泉の特集です。
埼玉の温泉の紹介で、秩父にある「かおる鉱泉」というところが紹介されていました。こちらが番組公式サイトになります。
☆放送内容|あなたの知らない名湯秘湯!関東の穴場温泉めぐり旅|2012年3月17日|土曜スペシャル|毎週土曜日夜7時|テレビ東京
今宵の宿「かおる鉱泉」は、明治初期に“たまご水の宿”と呼ばれ、街道の宿場となった歴史ある鉱泉宿。先代の名前にちなんで付けられた鉱泉の源泉は、今も宿の敷地内に健在だ。
今回、温泉博士という雑誌を使って、秩父の丸山鉱泉というところへ行く機会がありましたので、そのあとに「かおる鉱泉」にも寄ってみました。クルマでの移動です。
かおる鉱泉には午後3時前に着きました。道を挟んで宿の向かい側に駐車場があります。5台ほどのクルマが停められそうです。
こちらが、かおる鉱泉になります。
客室はすべて和室で8畳間が基本です。宿の裏側には吉田川が流れています。初夏には吉田川でホタルが舞うところも見られる清流です。
玄関から中に入ると、少し雑然とした感じでした。
こちらが男湯の入口です。
内湯には5人ほどが入ることが出来る浴槽が一つだけあります。
洗い場にはシャンプーなどが完備されていました。
こちらの鉱泉は、硫黄の成分が入っていて、たまごの香りがするという情報を見ていたのですが、浴室内に硫黄の香りがすることはありませんでした。
浴槽に注ぎ込まれているお湯を手にすくってにおいを確かめてみましたが、やはり硫黄の香りはありませんでした。このお湯は浴槽内のお湯を加温して循環しているのだと思います。「飲めません」という表示がありました。
この注ぎ口の横に蛇口が2つありました。そのうちの一つに「鉱泉」と書かれた木の札がかかっていました。
こちらの蛇口をひねってみると、冷たい水が出てきます。この水を手ですくって、においを確かめてみると、今度は硫黄の香りがほのかにただよっていました。庭の井戸から湧く冷鉱泉の「たまご水」です。
泉質は弱アルカリ性低張性冷鉱泉です。
この鉱泉の水を浴槽にジャブジャブと注ぎ込んでみました。浴槽の温度は下がってしまうのですが、少し硫黄の香りが立ちこめてきました。
こちらが、かおる鉱泉の温泉分析書です。
かなりの時間、鉱泉につかっていました。気持ちの良いお風呂でした。
事前に予約をすると手打ちそばの昼食が食べられる場合もあるようなので、今度はいただきたいと思います。
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